CSRサステナビリティ

従業員

当社では、行動指針に「多様性を尊重し、自由闊達な企業風土をつくり、「就業環境No.1」を目指す。」を掲げています。
また、従業員代表を選出し、就業規則等の変更がある場合には意見交換をするなど従業員とのコミュニケーションを大切にしています。

人権

当社では、人権を尊重しながら多様性に富んだ働きやすい環境作りを目指しています。そのため、皮膚の色や性別、宗教、出身地、年齢、障害の有無などによる差別を認めない旨を「倫理規定」に記載し従業員に周知しています。

多様な人材の雇用と育成

人材の雇用

当社は、地域の活性化を目的に、工場周辺地域からの雇用を推進するとともに、出身地や性別にとらわれることのない、多様な人材の雇用を実施しています。
非正規社員の正社員登用制度を活用した人材採用、障害者雇用促進法に基づく障害者雇用制度、定年者再雇用制度、及び、外国人技能実習生受入れ等の制度を整備し運用することで、人材の多様性を確保しています。

人材の育成

教育訓練規定に基づき、年間計画を立て、各階層ごとの研修を実施しています。
また、社内の専門知識や技能を持った人材による勉強会の実施や、社外の教育機関等を利用したセミナーを実施し、知識や技能の向上に努めています。

外国人実習生の受け入れ

当社は、中国・台湾子会社及び関連会社の幹部候補生として外国人実習生の受け入れを積極的に行っています。実習生は、実習計画に基づき、生産現場での実習や座学等を通じて、スキルや知識を習得します。
実習期間終了後には、当社グループの中国・台湾子会社及び関連会社の幹部候補生として働くための機会も設けています。

働きやすい環境づくり

ワークライフバランスの推進

当社では、社員が仕事と子育てを両立することが出来るよう、長時間労働の是正や有休休暇取得促進などに取り組んでいます。次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画における目標については、以下のリンクを参照下さい。

次世代育成支援対策推進法に基づく
一般事業主行動計画における目標

女性活躍推進

当社では、女性社員がキャリアを構築し、スキルを十分に発揮することが出来るよう、職場環境の整備を進めています。女性活用推進法に基づく一般事業主行動計画における目標については、以下のリンクを参照下さい。

女性活躍推進法に基づく一般事業
主行動計画における目標

ハラスメントの防止と社内通報制度

法令や社内規則違反をはじめ、ハラスメントや人権侵害等に違反する行為に関して通報・相談できる窓口として、全社員が利用できるホットラインを社内外に設置し、社員に周知しています。ホットラインは専用電子メールアドレスや電話のほか、社外窓口は顧問弁護士が受付窓口であり、通報者や通報内容の秘密を守ることはもちろん、通報者の不利益な取扱いや報復措置の禁止も定め、通報者保護を図っています。

海外グループ会社との技術交流

ウェーハ再生のマザー工場である三本木工場において、海外グループ会社向けの技術研修を実施しています。研修で学んだ受講者がウェーハ再生加工技術を海外工場に持ち帰り、技術を広めることによって、グループとしての技術力の向上を図っています。

労働安全衛生活動

当社三本木工場では、全ての従業員にとって安全・安心且つ健康に働ける職場環境であるために、「安全衛生基本方針」を定め、労働災害ゼロを目指し、安全衛生委員会を中心に、労働安全衛生活動を日々推進しています。

安全衛生基本方針

安全衛生の確保は企業活動の礎であり、全てに優先する。

労働災害ゼロに向けた数値目標

「休業災害 0」 「重大事故 0」

度数率と強度率

度数率と強度率の推移

※度数率とは:100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数をもって、労働災害の頻度を表したものです。
度数率=労働災害による死傷者数/延べ実労働時間数×100万

※強度率とは:1,000延べ実労働時間当たりの延べ労働損失日数をもって、労働災害の重さの程度を表したものです。
強度率=延べ労働損失日数/延べ労働時間数×1,000

安全衛生委員会の組織図

安全衛生委員会の組織図

労働災害ゼロに向けた具体的取り組み

労働災害をゼロにするためには、一人一人が意識して行動することも重要ですが、同時に、労働環境である工場にも危険リスクが生じていないことも重要です。このため、現場の視点だけでなく、第三者の視点を活用したチェックも合わせて、リスク低減活動を日々実施しています。

労働災害ゼロに向けた具体的取り組み

職場のリスクアセスメント

労災発生リスク低減のため、職場のリスクアセスメントに取り組んでいます。
リスクアセスメントでは、各職場ごとに問題を洗い出し、原因を分析して対策を立案・実行し、職場の環境改善に取り組んでいます。

リスクアセスメント 対応件数推移

従業員啓蒙活動と継続的な5S活動

従業員啓蒙活動及び改善提案制度

当社では、従業員の啓蒙及び現場改善を目的に、改善提案制度を設けています。
当制度は、従業員が日常業務の中から気づいた問題点について、自身で分析し、①品質改善・合理化、②環境、③安全衛生の3つの区分に分けて改善提案を行うことで、現場視点での改善を促す制度となっています。
改善提案は、基本的に随時受け付けており、各部門長及び工場長は、主に改善効果とコスト比較の視点より採否を判定します。
提案件数は半期ごとに取り纏めて工場に掲示するとともに、個人評価へも反映される仕組みとなっています。

5S活動への取り組み※

5S活動は職場の安全衛生や効率的な仕事の基本であると考え、工場全体の取組みとして積極的に展開しています。
毎月、各職場で課題の共有を行い、改善の促進を図るとともに、年に1回、工場全体で5S/Kaizen発表会を実施するなど、5S活動を通じて安全衛生に対する意識を全役職員で高める取り組みを推進しています。

※5Sとは「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seisou)」「清潔(Seiketsu)」「しつけ(Shitsuke)」のことであり、製造業・サービス業などの職場環境の維持改善で用いられるスローガンのこと。